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Cypress Hill - ウォーリーを探せ
 サイプレス・ヒルの新曲"What's Your Number"のPVに、スラッシュ(元ガンズ・アンド・ローゼズ〜現ヴェルヴェット・リヴォルヴァー)、エヴァーラスト(元ハウス・オブ・ペイン)、ティム・アームストロング(ランシド)、イグジビット等がカメオ出演しています。全員見つけ出せるかな?


Cypress Hill - What's Your Number?
 録音にはブリンク182のトラヴィス(パンク界最高のドラマー)も参加してるらしいけど、彼の姿は確認できません。ちなみにこの曲はザ・クラッシュの名曲"Guns Of Brixton"をサンプリングしていて、そのレゲエ・ロック感覚を上手く流用していますね。

 なお正解は、スラッシュが00:44あたりに登場する褐色の肌をしたカーリーな黒髪のロン毛兄ちゃん、エヴァーラストが1:53あたりから登場する白人のターンテーブリスト、ティムはほぼ全編に渡って出ているサウスポーのギタリスト、イグジビットは2:45あたりに登場するガタイの良い黒人さんです。




 サイプレス・ヒルはLAの極悪ギャング団=ブラッズの元メンバーでホワイト・スパニッシュのB-リアル、キューバ系移民のセンドッグ、NYブルックリン出身のイタリアン・アメリカン=DJマグスからなる三人組(今はドラマーも加えた四人組だったかな)。ランDMCの系譜を引き継ぎながらも、白人特有のセンスを生かしたロック系サンプリングと、後のG-ファンクにも多大な影響を与えた極上のぶっといビートが魅力のDJマグスによるトラック、フロントマンであるB-リアルの甲高く鼻づまりのすっとんきょうラップ、大麻マンセーの歌詞(依存性が殆どない、環境保護に役立つなどと主張し、マリファナ合法化運動を積極的に行っている。最近窪塚くんも同じこと言ってますw)、骸骨のジャケットなど死のイメージを全面に押し出した退廃的感覚などが受けて、2nd『Black Sunday』で早くも全米初登場No.1を獲得。彼のすぐ後に続いた同胞のハウス・オブ・ペインと共に、白人によるハードコア・ヒップホップの先駆者となりました。またソニック・ユースやバイオハザードなどのロック・バンドと早くから試験的競演を敢行し、レッド・ホット・チリ・ペッパーズやビースティ・ボーイズとは別のルートからロックとヒップホップの融合を推し進め、すぐ後に登場するラップ・メタルの基盤作りを行ったのも彼らです。さらに90年代末から現在に至るヒスパニック系ヒップホップ(オゾマトリ、ジェルバ・ブエナなど)の成功の足がかりともなっています。


Till Death Do Us Part

 ・・・と、こんな感じで歴史的に見ても非常に重要なグループなんですよね。しかしながら、最近エミネム、ネプチューンズ、アウトキャストが全世界のヒップホップ・シーンのみならず音楽界全体を席巻している影響で、「ロック・リスナー向けのヒップホップは?」なんて話が頻繁にされるようになったにも関わらず、そこで彼らの名前が挙げられることは稀で、正当な評価を受けているとは言い難いです。これはラップ・メタルが停滞期・終息期に入ったことも関係しているんでしょうが、もうちょっとなんとかならないかと思いますね。ただ既に彼らの役目はほぼ果たされた感があって、この曲"What's Your Number?"が入った新作『Till Death Do Us Apart』もちょっと新鮮味に欠ける内容でした。そろそろソロ活動に移るなど、新たな冒険に出るのが良いのかも知れません。
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